写真向かって左側・KGモーターズ株式会社の代表取締役CEO楠 一成氏(くすのき かずなり)、右側・損害保険ジャパン株式会社 広島支店長の穴山将広氏(あなやま まさひろ)
KGモーターズは8月20日、開発中の小型モビリティロボット(超小型EV)「mibot」による持続可能な移動の実現に向けて、損害保険ジャパンと協業に関する覚書を締結した。
上記のmibotは、1人乗りの小型電気自動車で、持続可能な移動を実現するために開発されたもの。KGモーターズでは、持続可能な移動を我慢して達成するのではなく、ワクワクして楽しみながら達成することを目指している。
小型モビリティロボット「mibot」の特徴
• デザイン: レトロで懐かしいデザインと、前後対称の近未来的なスタイル。
• 安全性: 小型で軽量ボディながら、独自の技術で高い安全基準を確保。
• 快適性: ドア・エアコン付きで快適に利用できる。
• 経済性: 維持コストが低く、日常の移動が経済的に負担なく楽しめる。
• 環境性能: 小型で軽量のため、エネルギー効率が高く環境に優しい。
– 最大積載量:45kg
– 航続距離(*1):100km
– 登坂性能(*2):23%勾配(13°)
– 最高速度:60km/h
– 充電AC100V:5時間
– 乗車定員:1名
(*1)30km/h定地走行テスト値
(*2)乗員の体重、積載物の重さ、路面状況、装備オプションにより変動
※開発時点での値となり、量産モデルでの仕様変更の可能性がある。
1.背景・経緯
KGモーターズは、持続可能でエネルギー効率の高い移動手段となる「mibot」の製造販売、MaaS事業の展開を目指している。
また損保ジャパンは、自社やグループ会社のソリューションを活用し、地域の交通課題解決に向けたシェアリングプラットフォームの提供や自動運転の実証実験などの取組みを通じて、MaaSの社会実装に向けた調査・研究、事業展開に取り組んでいる。
今回は両社が持つデータやノウハウを共有し、MaaS領域での超⼩型EVの実用性向上と安全運用を実現するため協業に関する覚書を締結した。
2.覚書の主な内容
(1)「mibot」活用による超小型EV向けのリスク把握のためのデータ蓄積と分析
(2)「mibot」を活用した超小型EVでのMaaS事業におけるユーザー安全性と事業運営リスクの検証
(3)「mibot」のMaaS事業の安定性確保を目指したバッテリー保証開発に向けたデータ蓄積と分析
(4)その他、関連領域でのデータとノウハウ共有によるシナジー
3.今後について
KGモーターズと損保ジャパンは、上記の覚書の締結を機に、連携を一層強化し、持続可能な移動の実現を目指して、各種共同検討を進めていく。
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市志和町七条椛坂 1698-1
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 小型モビリティロボットの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/
採用サイト:https://kg-m.jp/recruitment/