京王電鉄は7月27日、高速バスの貨客混載輸送により、飛騨地域の名物である天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を朝出荷し、当日中に東京へ輸送・販売する取り組みを、7月30日(金)から開始すると発表した。
これは、京王バスと濃飛乗合自動車が共同で運行している高速バス路線「飛騨高山線」(新宿~飛騨高山間)にて、岐阜県飛騨地域で獲れた天然鮎「飛騨のあばれ鮎」を輸送し、京王ストアが運営する「キッチンコート永福町店(最寄:京王井の頭線永福町駅)」と「キッチンコート吉祥寺店(最寄:京王井の頭線吉祥寺駅)」にて販売するもの。
■取り組みのねらい
(1)定期運行している高速バスで輸送することにより、輸送に伴う環境負荷の低減と高速バスの生産性向上を図る。
(2)朝締め・当日販売する「飛騨のあばれ鮎」を差別化商品として取り扱うことで京ストアの魅力が向上する。
(3)飛騨地域の商品を東京都内で販売することにより、地域経済の活性化に貢献する。
「飛騨のあばれ鮎」は飛騨地域の広大な広葉樹林から流れるミネラル豊富な飛騨宮川の水で育った身の締まった天然鮎を、鮎釣り名人・室田正氏監修で出荷するブランド鮎。早朝に氷締めした「飛騨のあばれ鮎」を、その日のうちに高速バスで東京まで輸送し、鮮度抜群の状態で店頭販売する。