京浜急行(以下「京急電鉄」)は9月9日、日立製作所(以下「日立」)とscheme vergeと連携し、地域住民と三浦海岸の来訪者が共につくりあげる大きな地図を京急線三浦海岸駅前に設置して、これからの地域のコミュニケーションのあり方を考える実証実験を実施すると発表した。
なお、この実証実験は、「三浦半島でのエリアマネジメントによる沿線活性化」を目的とした活動の一環として、2021年9月11日(土)~9月30日(木)の期間で実施される。
実証実験では、地域住民や三浦海岸の来訪者に”お気に入りの三浦海岸の過ごし方”を地図に書き込んでもらい、今までにない、一人ひとりの思いや多様な視点が詰まった「三浦海岸地域の地図」をつくる。そして、日々更新されていく地図における地域の魅力発見を通して、地域住民や来訪者の方々の地域への関与を促し、三浦海岸地域ならではの新しい観光のあり方を探索。個人が既製のサービスを利用するのではなく、「みんな」でつくるものに関与することによって、個人にとっても地域にとっても大きな価値を有する新しい公共財の構築をめざす。
同時期に発売中の三浦海岸エリアの魅力をめぐる「みうら夏色きっぷ」や、同日から三浦エリアでシェアリングがスタートする電動キックボードとも連携することで、定番スポットだけではない新しい三浦海岸エリアの魅力的なスポットをより楽しむことができるとしている。