KDDIは、仮想通貨交換事業者のディーカレットの第三者割当増資に応じ、発行済み株式の一部を取得し、デジタル通貨ビジネスに関する協業に合意した。
両社は協業により、ディーカレットが保有するデジタル通貨の交換・送受・保管機能やブロックチェーンなどに関するノウハウ・技術と、KDDIが保有する「au WALLET」や「au PAY」などの決済基盤、auフィナンシャルグループ各社の決済・金融事業等を融合。デジタル通貨ビジネスの推進および新たな顧客体験価値の創出を目指す。
KDDIグループでは、スマートフォンを通じて日常生活における決済・金融サービスをより身近にする「スマートマネー構想」を推進。
現在、au WALLET残高およびau WALLETポイントの残高は1,000億円以上、au経済圏流通総額は2.5兆円にまで拡大している。また2021年度末までに、決済・金融取扱高6兆円を目指すとしている。
[ディーカレットの概要]
– 商号:株式会社ディーカレット
– 事業内容:デジタル通貨の取引・決済を担う金融サービス事業
– 設立年月日:2018年1月10日
– 本店所在地:東京都千代田区富士見2-10-2
– 代表者:代表取締役社長 時田 一広
– 資本金:86.3億円 (資本準備金含む/払込完了後)