KDDIは1月28日、連結子会社(100%子会社)の「KDDIスマートドローン」を27日に設立し、4月1日付でKDDIのドローン事業を承継させると発表した。
昨今、生産年齢人口の減少に伴う労働力不足といった社会課題に対する解決策としてドローン活用への期待が高まってきていること、また、法制度の整備等で事業環境に変化が起きていることなど、社会課題の解決や環境変化に迅速に対応するため、新会社を設立する。
KDDIでは、ドローンの事業化に向けた取り組みを2016年に開始し、モバイル通信(4G LTE等)を用い、安全な遠隔飛行・長距離飛行を実現するためのドローン制御サービスの構築を推進してきた。
今後は、ドローン事業を承継させるKDDIスマートドローンに於いて、4G LTE・5Gを用いたドローンによる新たなビジネスの実現や、点検・物流・監視・農業・測量など、様々な分野でニーズに即した機動的なサービスを提供していきたいとしている。
[新会社の概要]
– 名称:KDDIスマートドローン株式会社
– 所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号
– 事業内容:ドローン事業
– 資本金:2.5億円
– 設立年月日:2022年1月27日 (事業開始 2022年4月1日予定)
– 株主:KDDI 100%