川崎重工業(所在地:東京都港区、以下「川崎重工」)は11月12日(木)より、コーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」をテーマにした企業ブランドムービーの最新作『水素社会篇』を公開する。
■川崎重工 企業ブランドムービー「カワる、サキへ。」
『水素社会篇』(147秒)https://youtu.be/Pu8TerRTpIc
川崎重工グループのコーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」は、変化する社会・環境に合わせてスピーディーに対応していく、同社グループの姿勢を表したもの。「社会がカワる、その一歩サキへ。」、そして「自分たちがカワる、サキへ向かって挑戦する。」という意志を込めている。
今回、新たに公開する『水素社会篇』は、このコーポレートメッセージに込めた想いをより多くの方に伝えていく企業ブランドムービーの最新作だ。これまでにも、企業ミュージアム「カワサキワールド」で開催している鉄道模型壮行会をテーマにした『鉄道車両篇』、圧倒的なパワーとスピードを誇るNinjaH2をテーマにした『モーターサイクル篇』など、さまざまな事業・製品に焦点をあててきたが、今回のムービーでは、使用時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして近年注目を集めている「水素」にクローズアップしている。
現在、私たちの暮らしは、エネルギー資源の大部分を石油や石炭などの化石燃料に依存している。しかし、こうした化石燃料エネルギーは、常に資源枯渇のリスクをはらんでいるほか、CO2による地球温暖化という深刻な環境問題の要因になっているのも事実だ。安定的にエネルギーを確保すること。同時に、地球環境へ配慮すること。このふたつの課題を解決する答えが「水素」であると、同社は考える。
今回のムービーでは、こうした水素エネルギー開発に携わる川崎重工の社員3人にインタビューを実施。それぞれが水素の普及により実現させたい未来を、川崎重工の社員として、そして一生活者として語っている。
・山下まり子さん(液化水素運搬船開発部)
山下さんが実現したいのは、「水素エネルギーで、自分や周りの人たちのために温暖化を止める」こと。「水素エネルギーのメリットは、使うときにCO2が出ないことです」水素エネルギーの普及を通じて温暖化を止めたいと語る。
・福原太輔さん(産業・水素プラント部)
入社2年目の福原さんは、神戸空港島に完成した液化水素荷役実証ターミナルで働く。電車や飛行機など乗りものが大好きな甥っ子に「いつか日本中の車が水素で走る日がくるけえ、その準備をしているんよ」と話しているそうだ。
・井上健司さん(産業プラント総括部)
井上さんは、水素エネルギーで世界の人が平等にエネルギーの恩恵を受けられる社会を思い描く。「カワサキの貯蔵技術が、水素を確実かつ大量に貯めて、資源のない国にエネルギーを送り届けることを可能にするんです」と語っている。
■川崎重工 「カワる、サキへ。」特設ページ
https://www.khi.co.jp/stories/articles/vol47/#forward
■グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」
2030年に目指す将来像として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを ~Trustworthy Solutions for the Future~」を制定。社会課題へのソリューションを提供するため、今後注⼒するフィールドを「安全安⼼リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」とし、変化に合わせて、より成⻑できる事業体制への変⾰を目指す。
http://www.khi.co.jp/corporate/gv2030.html