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2020年12月23日【エネルギー】

川崎重工、低炭素電力事業のカワサキグリーンエナジー設立

NEXT MOBILITY編集部

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川崎重工は、低炭素・カーボンフリーな電力を取り扱う「カワサキグリーンエナジー株式会社(以下、新会社)」を設立し、2021年4月1日より営業を開始すると12月23日発表した。グループ企業である川重商事の電力小売事業を分離し、川崎重工と川重商事が共同で新会社を設立する。

 

川崎重工・ロゴ

新会社は、川崎重工が全国各地の自治体に納入した廃棄物処理プラントで発電されたカーボンフリーの電力を中心に取り扱うことで、顧客の環境施策に貢献する。また、川崎重工が保有する各種省エネ・高効率なエネルギー製品を活用し、顧客の低炭素・省エネルギー化をはじめ、エネルギーコストの削減に寄与するサービスを積極的に展開する。将来的には、水素燃料由来の電力の取り扱いも視野に入れ、水素エネルギーの普及を通じたCO2排出量の削減を目指す。

 

国内のエネルギーを取り巻く環境は年々変化しており、近年はエネルギーの安定供給と地域の経済循環に寄与する地産地消型エネルギーシステムの構築が求められている。

 

川崎重工は、新会社と連携して川崎重工製エネルギー製品を活用した分散型エネルギーシステムの導入を推進し、さらなるCO2排出量の削減に取り組むとしている。

 

 

カワサキグリーンエナジー株式会社の概要

(1)本店所在地:神戸市中央区東川崎町3-1-1(神戸工場内)

(2)代表者:代表取締役社長 臼井 勝久

(3)設立年月日:2021年4月1日(予定)

(4)資本金:42.5百万円(予定)

(5)出資者:川崎重工業株式会社50.1%、川重商事株式会社49.9%(予定)

(6)事業内容:電力小売り、エネルギーシステムの企画・開発・販売、エネルギーに関する新技術の調査・企画・研究開発・販売・運用。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。