JXTGエネルギーは、10月26日、中国石油化工集団(シノペック社)と、水素事業における協業検討に関する覚書を締結し、同日開催された「日中第三国市場協力フォーラム」にて、同覚書の交換式を行った。
JXTGエネルギーは、2014年12月に燃料電池車(FCV)向けに水素を供給する商用水素ステーションを神奈川県に開所して以来、4大都市圏を中心に40カ所の「ENEOS水素ステーション」を運営。他方、中国では、温室効果ガス削減の観点から、次世代自動車(EV、PHV、FCV)へのシフトを強化している。
同社とシノペック社はこれまで、中国における潤滑油事業をはじめ、様々な分野で協力関係を構築。両社は、温室効果ガスの削減に向けた新たなエネルギー源として注目される水素の普及拡大を目指し、中国国内および第三国にて共同で水素事業を展開すべく、検討を進めるとしている。
■中国石油化工集団(中国語):http://www.sinopec.com/