JXTGエネルギーは3月12日、千葉市美浜区に千葉幕張水素ステーションを開所した。
同日開催された式典では、関東経済産業局資源エネルギー環境部長の福島氏、千葉県商工労働部長の吉田氏、千葉市環境局長の米満氏、日本水素ステーションネットワーク(JHyM/※)社長の菅原氏が祝辞を述べ、テープカットおよび充填セレモニーが行われた。
JXTGエネルギーでは、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏を中心に商用水素ステーションの整備を進めており、41カ所目となる千葉幕張水素ステーションでは、初めて「都市ガス改質方式」が採用された。
また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、交通手段として燃料電池自動車(以下、FCV)の活躍が見込まれることから、JXTGエネルギーでは、競技会場から近距離にある同ステーションに多くのFCVが訪れることを期待。同ステーションを通じて、東京2020ゴールド水素パートナーとして大会の運営を支えていきたいとしている。
なお、千葉幕張水素ステーションは、JXTGエネルギーが日本水素ステーションネットワーク(JHyM)と共同設置する1号店となる。
[千葉幕張水素ステーション 概要]
– 営業開始日:2019年3月12日
– 所在地:千葉県千葉市美浜区浜田2-43-5
– 運営者:株式会社ENEOS水素サプライ&サービス
– 敷地面積:1,000㎡
– 供給方式:オンサイト方式(水素製造装置をステーション内に設置)
※インフラ事業者、自動車メーカーおよび金融投資家などが参加し、オールジャパンでの協業により、戦略的な水素STの整備と効率的な運営に取り組むことを目的に2018年2月に設立。
■日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM):https://www.jhym.co.jp/