JVCケンウッドは7月11日、経済産業省の中小企業庁が監督する“IT導入補助金2023 ”(※)に於いて、昨年に引き続き、中小企業基盤整備機構よりIT導入支援事業者として採択。これに伴い、同社のクラウド型配車システム「CABmee (キャブミー)」も、補助金対象のITツールとして認定されたと発表した。
これにより、タクシー事業者がキャブミーを導入する際に補助金の活用が可能になる。
キャブミーは、インターネット介してオペレーターシステム、車載システム、乗客のアプリへの連動に加え、関連する他のシステムとの連携もできるクラウド型配車システム。
2023年度版からは、その強みでもある発展性や柔軟性を活かし、アプリ配車で使用するドライバーズ端末のワンタブレット化や車載端末への翻訳アプリ導入も進められるなど、他社タクシー会社への配車代行機能や自動配車機能と合わせて、配車業務の業務請負や業務の効率化に大きく貢献すると云う。
JVCケンウッドでは、テレマティクスサービス事業として「CABmee」や損害保険会社向け通信型ドライブレコーダーなど、テレマティクス技術やAI技術を応用した商品・ソリューションを展開。今後も、大きな変革期にあるモビリティ産業に於いて、新しい技術を取り入れながら、ユーザー視点でのサービスや新たな価値の提供を目指すとしている。
※経営課題や業務効率アップを目的としたITツールを導入した中小企業・小規模事業者・個人事業者に対し、経費の一部を補助する制度。
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