西日本旅客鉄道とグループ会社で貨物自動車運送事業を行うジェイアール西日本マルニックス(合わせて以下、JR西日本グループ)は、7月6日、福山通運と、山陽新幹線で荷物を運ぶ「貨客混載輸送」事業化についての検討を開始したことを発表した。今後JR西日本グループと福山通運は、事業化に向けた実証実験等を進めていく。
1.検討の目的
モーダルシフトを図ることによる環境問題・労働問題の解決や、定時性の高い鉄道輸送による新しい価値の創出を目指す。
2.検討中のスキーム
福山通運で開発中の専用ボックスに入れた荷物を、山陽新幹線の車内販売準備スペースに設置し、輸送。駅間の輸送については、JR西日本グループが請け負う。
JR西日本グループと福山通運は、新しい時代に相応しいサービスの実現と社会課題の解決に向け、今後も連携しながら挑戦を続けていくとしている。
■ジェイアール西日本マルニックス:https://jrwmarunix.com/
■福山通運:http://corp.fukutsu.co.jp/