JR東日本は1月20日、Suica統計情報の定型レポート「駅カルテ」を作成したと発表した。
同社では、Suicaの利用データを、個人が識別されないよう統計処理したうえで、鉄道等のサービス向上に活用するとともに、自治体のニーズに応じた分析レポートを提供してきた。
今回、Suicaの統計情報をさらに幅広く活用できるように、定型レポート「駅カルテ」を作成した。あらかじめ元データから利用者の氏名などを削除し個人の識別性を下げる加工を実施したうえで、駅ごとに統計情報を作成してレポート化することで、プライバシーに配慮している。
今後は、ビッグデータを活用した新規事業の展開も検討していくとしている。