JR東日本は6月7日、“新幹線オフィス”の実証実験第2弾を2021年6月14日より実施すると発表した。
今回は、JR北海道と連携して東北・北海道新幹線「はやぶさ」の全列車の1号車を「リモートワーク推奨車両」とし、始発駅から終着駅までの区間で新幹線オフィスとして利用できるようにする。
協賛企業と連携し、一部の列車では新幹線車内でのリモートワークをより快適にするツールの貸し出しを行う。また、デスク環境やパーソナル空間づくりの検討を行う。
1．概要
東北・北海道新幹線「はやぶさ」の全列車（1日あたり上下計60本）の1号車を「リモートワーク推奨車両」とし、始発駅から終着駅までの区間で新幹線オフィスとして利用可能にする。「リモートワーク推奨車両」においては、座席にてウェブ会議や携帯電話などによる通話が可能となる。
– 実証実験の期間：2021年6月14日（月）～2021年7月16日（金）（ただし、土休日を除く）
リモートワーク推奨車両 配席イメージ
2．協賛企業
■リモートワーク推奨車両で利用できるツール
（1）Wi-Fi ルーター（提供企業：KDDI株式会社）
（2）「WEAR SPACE」（提供企業：パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社）
（3）「骨伝導ヘッドセット」（提供企業：パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社）
（4）スマートグラス 「MOVERIO」（提供企業：エプソン販売株式会社）
（5）スピーチプライバシーシステム「VSP-2」（提供企業：ヤマハ株式会社）
（6）「抹茶入りお～いお茶」（試供品）（提供企業：株式会社伊藤園）
■新幹線の移動の付加価値を高める取り組み
（1）レンタカー車内のビジネスキット「お仕事 de レンタカー」（提供企業：JR 東日本レンタリース株式会社）
（2）快適なデスク環境の検討（提供企業：コクヨ株式会社）
（3）座席でのパーソナルな空間づくりの検討（提供企業：株式会社ドッツアンドラインズ（EkiLab 帯織））
