東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)は7月6日、サブスクリプションサービス「JREパスポート」をサービス開始した。
このサービスは、通勤定期券を持つ人を対象に、さまざまなサービスをサブスクリプション方式(定額料金で一定期間利用可能)で提供するもの。コーヒーと駅そばは上野・秋葉原・八王子の3駅で、シェアオフィスは全てのSTATION BOOTHで、サブスクリプションサービスを利用することができる。
また、朝採れなどの新鮮な商品をより多く、より広いエリアにその日のうちに届けるため、上越新幹線と東北新幹線で昼過ぎに大宮駅に到着する臨時輸送サービスのトライアルを実施すると発表した。
1.「JREパスポート」のトライアル実施について
通勤定期券を持つ人を対象に、さまざまなサービスをサブスクリプション方式(定額料金で一定期間利用可能)で利用できる「JREパスポート」を開始。トライアル結果を検証して、本格導入に向けた検討を進めていく。
将来的には、特急列車やグリーン車など輸送サービス、シェアサイクルなどのモビリティサービス、スポーツジム、その他飲食サービスなど、さまざまなサービスを自由に組み合わせられる、シームレスなオンデマンドサービスのプラットフォームへと変革していくことを目指す。
2.大宮駅までの臨時輸送トライアル実施について
大宮駅を終着とする旅客列車を新たに臨時で設定した輸送トライアルを実施。トライアルでは一部客室を利用し1回あたり100箱程度の地域産品などを輸送することを想定している。
(参考)列車を活用した輸送サービスの概要