ジョルダンは12月6日、iOS/Androidアプリ「乗換案内」にて、西武バスの「バス混雑状況」の提供を開始した。
「乗換案内」アプリでは、公共交通オープンデータを活用して、これまでに「列車遅延情報」「バス接近情報」「バス混雑状況」といったリアルタイムな運行状況の情報提供を行っている。
今回新たに、西武バスの「バス混雑状況」が公共交通オープンデータとして配信開始されたことに伴い、「乗換案内」アプリでも「バス混雑状況」に対応した。「バス混雑状況」では、現在運行中のバスの車内の混雑状況を、バス接近情報とともにリアルタイムに更新して案内。これにより、利用者は「乗換案内」アプリの検索結果から直接、いまから乗車予定のバスの混雑状況を確認できるようになる。(混雑状況の提供は西武バスの一部の便が対象)
バスは鉄道と比較して道路状況や乗客の集中による遅延が発生しやすく、また遅延している便ではさらに多くの乗客が集中する傾向にあるが、あらかじめバスの接近情報と混雑状況を確認することで、「1本待って次の空いているバスを待つ」など、混雑度の高いバスの利用を避けることができる。
ジョルダン「乗換案内」では積極的にオープンデータの利活用を行うことで、より多くの公共交通の利用者が、「あらかじめ列車やバスの時刻を調べる」だけでなく、「移動中の最新の運行状況や混雑状況」を確認でき、より快適で安心な移動ができるよう、サービス拡充を進めていくとしている。