2輪車メーカーのヤマハ発動機と総合楽器メーカーのヤマハは、10月17日、ヤマハ銀座ビル内「ヤマハホール」にて、合同イベント「Two Yamahas, One Passion -RIDERS MEET PIANIST- 」を開催。
世界的なピアニストとオートバイのプロレーサーたちによる音楽とトークイベントを実施した。
これは、同じ”Yamaha”ブランドを使用する2社が、従来から行っている「Two Yamahas, One Passion」をテーマに、両社のブランド価値向上を目指す取り組みのひとつ。
今年からはヤマハ(10月12日)とヤマハ発動機(7月1日)の設立記念日を「Yamaha Day」とし、その前後で様々な活動を行っており、今回もその一環として実施されたものだ。
当日は、10月19日、20日、21日にツインリンクもてぎ(茨城県)で開催される世界最高峰のオートバイレースMoto GP日本ラウンドに参戦するために来日した(左から)バレンティーノ・ロッシ氏、マーベリック・ビニャーレス氏、ヨハン・ザルコ氏、ハフィス・シャーリン氏、日本人プロレーサーの中須賀克行氏らが参加。
ステージには、彼らが実際にレースで使用しているオートバイ、YZR-M1も展示された。
また、音楽家として、ルクセンブルク出身のピアニストであるフランチェスコ・トリスターノ氏(下)も登壇し、抽選で選ばれた一般参加者たちの前で、世界一流のミュージシャンとプロレーサーたちが一堂に会した。
トークショーでは、楽器を操る音楽家とバイクを操るプロレーサーそれぞれの立場から、ヤマハとヤマハ発動機の2社が企業理念として掲げる「お客様とともに感動を創り出す」ことについてディスカッションを展開。
また、イベントのクライマックスとして、トリスターノ氏が世界初公開の新曲「タイムグリッド」を生演奏。
ヤマハ製グランドピアノとシンセサイザーを駆使した壮大で躍動感溢れる楽曲は、激しい戦いが繰り広げられるオートバイレースを彷彿とさせる雰囲気が満点。プロレーサーたちはもちろん、来場者ら会場に集った人たち全員が、思い思いの「感動」を共有した。