日本自動車研究所(Japan Automobile Research Institute:JARI)は8月10日、「JARIシンポジウム2021」を、10月8日にオンライン開催(Zoom配信)すると発表した。
今回のシンポジウムのテーマ(仮)は、「カーボンニュートラルへの挑戦 ~自動車による貢献と実現に向けて~」。なお、参加登録の受付開始は、8月下旬~9月初旬を予定していると云う。
2020年10月、菅首相は、2050年カーボンニュートラルへの挑戦、脱炭素社会の実現を目指すと宣言。自動車業界では、現在その実現に向けた取り組みが進められている。
JARIにおいては、2020年度に第5次長期運営方針や研究ロードマップ等を制定し、クルマの安全・環境に関する技術・ノウハウを活用する機能や新モビリティ等の新たな領域への取組みを開始。2021のシンポジウムでは、「カーボンニュートラルへの挑戦」というテーマで、運輸部門、特に「自動車から排出されるCO2をいかに削減するか」「削減するための技術」など、自動車に係わる技術(自動車政策、電動化技術、蓄電技術、水素等の燃料、再生可能なエネルギーなどの取組み)に関する講演を通じて、JARIに求められる役割や課題などを探っていく。
[開催概要(※)]
– 開催日時:2021年10月8日(金)
– 開催方式:オンライン(zoom配信)
– テーマ(仮):カーボンニュートラルへの挑戦
~自動車による貢献と実現に向けて~
– プログラム(調整中)
・主催者挨拶
・特別講演:高山 ゆかり氏 東京大学未来ビジョン研究センター教授(講演予定)
・基調講演(2件):経済産業省自動車課(講演予定)、他1件調整中
・一般講演(3件):調整中
・JARI全体の取り組み
・閉会挨拶
※詳細については、決まり次第、改めて案内される。
■日本自動車研究所(JARI):https://www.jari.or.jp/default.aspx