自動車リサイクル促進センター (JARC)は8月9日、北九州市と埼玉県とが発行するサステナビリティボンドおよび千葉市が発行するグリーンボンドへの投資を、同日実施したと発表した。
[各債権について]
1.北九州市のサステナビリティボンド
北九州市が策定したサステナビリティボンド・フレームワークに基づき発行。但し、同市のフレームワークは、第三者機関である格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA)が定める「グリーンボンド原則2021年版」「ソーシャルボンド原則2023年版」「サステナビリティボンドガイドライン2021年版」、および環境省が定める「グリーンボンドガイドライン2022年版」、金融庁が定める「ソーシャルボンドガイドライン2021年版」に適合しているとの評価を受けている。
<概要>
– 債券名:第4回北九州市サステナビリティボンド10年公募公債
– 年限:10年
– 発行日:2024年8月23日
– 発行総額:79億円
2.埼玉県のサステナビリティボンド
埼玉県が策定したサステナビリティファイナンス・フレームワークに基づき発行。但し、同県のフレームワークは第三者機関である日本格付研究所(JCR)より、国際資本市場協会(ICMA)が定める「グリーンボンド原則2021年版」「ソーシャルボンド原則2021年版」「サステナビリティボンドガイドライン2021年版」、および環境省が定める「グリーンボンドガイドライン2022年版」、金融庁が定める「ソーシャルボンドガイドライン2021年版」に適合しているとの評価を受けている。
<概要>
– 債券名:埼玉県第3回公募公債(サステナビリティボンド・10年)
– 年限:10年
– 発行日:2024年8月30日
– 発行総額:280億円
3.千葉市のグリーンボンド
千葉市が策定したサステナビリティファイナンス・フレームワークに基づき発行。但し、同市のフレームワークは第三者機関である日本格付研究所(JCR)より、国際資本市場協会(ICMA)が定める「グリーンボンド原則2021年版」「ソーシャルボンド原則2023年版」「サステナビリティボンドガイドライン2021年版」、及び環境省が定める「グリーンボンドガイドライン2022年版」、金融庁が定める「ソーシャルボンドガイドライン2021年版」に適合しているとの評価を受けている。
<概要>
– 債券名:千葉市令和6年度第4回公募公債(グリーンボンド・10年)
– 年限:10年
– 発行日:2024年8月27日
– 発行総額:50億円
JARCは、ESG投資を通じて環境問題や社会問題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて、社会的責任を果たしていくとしている。
■(関連リンク)
・(JARC)ESG投資の方針
・(JARC)発行体とのエンゲージメント