急速充電器(イメージ)
日本郵政、日本郵便および東京電力ホールディングスは4月23日、カーボンニュートラル化を推進していくための取り組みを共同で進めていく戦略的提携について合意書を締結した。
具体的な取り組みとしては、2021年秋ごろを目途に、沼津郵便局(静岡県)および小山郵便局(栃木県)において、郵便局の集配用車両をEV車両に切り替える実証実験を実施。また、以下①~④の取り組みを進め、運用上の課題や利便性向上の効果について明確化し、今後の展開に役立てていく。
① 郵便局に普通・急速充電器を設置し、急速充電器については、集配用EVのみならず、地域の企業や来局されるお客さまなど向けに提供。
② 郵便局の電力の再生可能エネルギーへの切り替え。また、効率的な電気の使用に向けて東京電力グループが支援。
③ 太陽光発電設備を導入し自家消費することによる購入電力量の削減と集配用EVバッテリーとの組み合わせによる災害時における停電への備え。(当面は沼津局のみ)
④ EVを「動く蓄電池」として災害時に活用。
■実施局
– 沼津郵便局(静岡県)
〒410-8799 静岡県沼津市寿町1-25
導入予定台数:四輪15台、二輪20台
– 小山郵便局(栃木県)
〒323-8799 栃木県小山市城東1-13-16
導入予定台数:四輪5台、二輪10台
郵便局の屋上を活用した太陽光発電(イメージ)
災害時用外部給電器の配備(イメージ)