一般社団法人 日本損害保険協会は9月13日、交通事故の防止・軽減を目的として、最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。
このマップは、人身事故の半数以上が交差点・交差点付近で発生することに着目し、2023年の交通事故データをもとに、全国の地方新聞社の協力を得て作成したもの。都道府県ごとに人身事故件数が多い5つの交差点について、特徴や主な事故要因・予防策等を紹介している。
「全国交通事故多発交差点マップ」https://www.sonpo.or.jp/about/useful/kousaten/
なお今年度は、新たに以下の2種類の情報を追加した。
(1) 登下校中の児童等が巻き込まれる事故が多く発生していることに鑑み、地域における通学路の交通事故防止対策等の参考となるよう、新たにワースト交差点付近の小学校を情報として追加した。
(2) 交差点での事故は、半数以上が信号機のない交差点で起こっていることから、地域の安全・安心を検討するにあたり、より具体的な情報として活用して貰えるよう、交差点の特徴で信号機の有無についても記載した。
日本損害保険協会では、「地域における通学路の安全点検や交通安全指導、企業等における安全運転管理や従業者の研修などの参考資料として、ぜひご活用ください」と話している。