JCTA 会長 川崎 康一郎
一般社団法人 日本カーツーリズム推進協会(JCTA)は7月9日、山梨県小菅村と、小菅村において地震その他の災害時にJCTAが緊急避難場所として活用が期待されるキャンピングカーを派遣するなどの「災害時協定」を締結したと発表した。
7月4日の「東京ソラマチ キャンピングカー&アウトドアフェスタ」において、調印式が挙行されている。
山梨県小菅村とJCTA『災害時協定』を締結/小菅村 舩木村長(左)とJCTA会長 川崎 康一郎
「災害時協定」は、小菅村の災害時にJCTAがキャンピングカーの提供を行い、速やかなライフラインや生活居住空間の確保を行うことで村民の被災時における生活支援を目的とし、キャンピングカーの新たな活用方法を提案するとともに、協定契機に全国にこの取り組みが普及・浸透することで、世の中のキャンピングカーに対する新たな価値への気づきを持ってもらえる機会となるよう、小菅村とJCTAが相互に協力してゆくことに同意し、協定を結んだもの。
また、イベントではキャンピングカージャーナリストの渡部 竜生がゲストスピーカーとして招かれ、有事におけるキャンピングカーの優位性について講演を行った。
ゲストスピーカー/キャンピングカージャーナリスト 渡部 竜生様
山梨県小菅村村長 舩木 直美 様
JCTAでは、今回の「第2回 東京ソラマチ キャンピングカー&アウトドアフェスタ」開催に続き、2021年秋にも同イベントの第3回開催を予定。またイベント企画以外にも、カーツーリズムの普及・マナー啓蒙に関する情報発信を継続的に行うとともに、災害時の支援に関するガイドライン作りや、地方創生に向けての自治体との連携、安心して車中泊が行える拠点の整備・拡大を積極的に推進していくとしている。