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2024年6月21日【イベント】

自工会、ジャパンモビリティショー2024の出展募集を開始

坂上 賢治

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2024年は新たな事業共創を推進する「ビジネスイベント」に

 

一般社団法人 日本自動車工業会( 会長:片山正則 )は6月21日、来たる2024年10月15日( 火 )から10月18日( 金 )まで幕張メッセ( 千葉県 )での開催が予定されている「JAPAN MOBILITY SHOW2024( ジャパンモビリティショー2024 )」への出展募集を開始した。

 

昨年、過去約70年間続いてきた「東京モーターショー」から開催名を改め、新たに生まれ変わった「Japan Mobility Show」は、自動車分野や移動目的を目指す取り組みだけでなく、社会課題の解決や新しい価値を創造し、〝豊かで夢のあるモビリティ社会を創りたい〟、という想いの下に様々な仲間が集まり未来を提示する「共創プラットフォーム型イベント」へと進化した。

 

 

そんな同イベントを今年も開催するにあたり、日本自動車工業会では、「JAPAN MOBILITY SHOWは、今後毎年開催としてイベントの進化を促すべく、2年間の開催をコインの表裏のようなひとつのパッケージとして実施していきます。

 

デジタル技術の総合展『CEATEC 2024』と併催・連携

 

具体的には、企業連携を推進する〝プロセスイヤー(今年・裏年)〟を『未来を創る、仲間づくりの場』としてのビジネスイベントに。続く翌年の〝ショーイヤー(来年・表年)〟は『乗りたい未来を、探しにいく場』として、多くのお客様にモビリティの未来を感じて頂くためのショーケースとして開催します。

 

これを踏まえ、今年はプロセスイヤーとなる2024年の開催については、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップが参加。共にビジネス共創を生み出すイベントとしてJAPAN MOBILITY SHOW2024を開催。翌年のショーイヤーとなる2025年は、ショーケースイベントのJAPAN MOBILITY SHOW2025として開催していく予定です。

 

なお今年のJAPAN MOBILITY SHOW2024は、先の通りの〝プロセスイヤー〟であることも踏まえ、日本を代表するデジタルイノベーションの総合展である『CEATEC 2024』と併催・連携します。

 

CEATECに参加している IT・エレクトロニクス産業などの出展者は、モビリティの価値・体験を拡張させる沢山のアイデアや要素を持ち合わせていることから、この連携を契機に技術革新を加速させ、豊かで夢のある未来の構築を目指していきます」と説明している。

 

自工会による出展者募集(出展料無料)の概要は以下の通り

 

モビリティ産業が抱える課題を解決する「スタートアップ企業」と、事業共創により更なる革新を遂げたい「事業会社」を募集する。

 

 

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・スタートアップ企業
モビリティ産業が抱える社会課題から設定した 4 つのテーマ(下記参照)に対しての解決に貢献する技術サービスを持つ企業、約150社の参加を募る。

 

・事業会社
モビリティ関連企業の他、社会インフラを支える電機・情報/通信産業や重工業、建設業を中心に、モビリティ産業の拡張や自社事業課題の解決に向けて、スタートアップや事業者間でビジネス共創したい企業、約50社の参加を募る。

 

事業会社ブースでは、自社課題の解決や新たな製品、サービスを開発する上でのニーズを、スタートアップ企業や他事業者に向けて展示して貰う形となる。

 

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出展の申込み
下記 URL にアクセスして出展要項を確認の上、出展申込フォームより申し込む。
(審査を経て出展企業を選定)
https://www.japan-mobility-show.com/

 

募集期間
スタートアップ企業 :6 月 21 日(金)~7 月 24 日(水)
事業会社 :6 月 21 日(金)~7 月 19 日(金)

 

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スタートアップブースに於ける4つのテーマ
(1)カーボンニュートラル
・エネルギー効率化ソリューションや再生可能エネルギーの普及
・サーキュラーエコノミー支援プラットフォームの創出
・バイオ燃料や合成燃料などの CN 燃料の開発

 

[Keyword]
再生可能エネルギー / 水素 / 電動化 / リサイクル / アップサイクル / エネルギーマネージメント / マルチパスウェイ

 

(2)サプライチェーン
・AI/IoT 等を活用した物流最適化
・リアルタイムデータ/ビッグデータによるサプライチェーン管理
・自動化技術による倉庫管理
【キーワード】
物流プロセス最適化 / エネルギー消費削減 / データによるサプライチェーン管理 / 倉庫業務自動化ロボティクス /在庫管理の効率化 / 労働コスト削減

 

(3)モノづくり
・スマートファクトリーの実現
・パーソナライズモビリティの開発
・モビリティ関連部品・素材等の開発
【キーワード】
スマートファクトリー / 生産効率向上 / 3D プリンティングによる製品製造 / 環境にやさしい素材 / エコフレンドリーな製造

 

(4)トランスフォーメーション
・次世代モビリティサービス
・モビリティデータの活用・スマートシティの実現
・移動のエンタメ化/高付加価値化
【キーワード】
ドローン / 自動運転車両 / EV / 移動データ分析 / 交通の効率化と持続可能性 / 移動体験の向上 /観光✕モビリティ

 

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問合せ先・スタートアップ企業
出展に関する問い合わせ(平日 10:00〜17:00)
事務局名:Japan Mobility Show2024 スタートアップ募集事務局
株式会社ユニッジ(JAPAN MOBILITY SHOW 2024 運営パートナー)
担当:土成/安井/深谷/原田
JMS2024@alphadrive.co.jp

 

問合せ先・事業会社
出展に関する問い合わせ(平日 10:00〜17:00)
事務局名:Japan Mobility Show2024 出展事務局
メールアドレス:exhibit@jms2024.jp

 

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JAPAN MOBILITY SHOW2024開催概要
名 称 :JAPAN MOBILITY SHOW 2024
会 期 :2024 年 10 月 15 日(火)~10 月 18 日(金)
開場時間 :10:00~17:00
会 場 :幕張メッセ(国際展示場)
入 場 :無料(全来場者登録入場制)※入場にはオンラインでの登録が必要。
主 催 :一般社団法人 日本自動車工業会
共 催 :一般社団法人 日本自動車部品工業会
公式サイト :https://www.japan-mobility-show.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。