伊藤忠商事は4月10日、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)社が第三者割当増資により発行する株式の一部を引き受けることに合意したと発表した。
CAMPFIRE社が運営するクラウドファンディングの「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を活用し、クラウドファンディングと既存のファッションブランドビジネスとのシナジー創出を目指す。
CAMPFIRE社は、2011年から購入型クラウドファンディングの「CAMPFIRE」の運営を開始。
「資金調達の民主化」をビジョンに掲げ、個人や地域レベルで小さなつながりを持ち、支え合うコミュニティを「小さな経済圏」と称し、さまざまな挑戦を支援。
今年2月には累計流通額が100億円を突破するなど、国内最大級のクラウドファンディングへと成長を遂げている。
伊藤忠は、今回のCAMPFIRE社への出資により、同社の更なる事業拡大を支援するとともに、展開ブランドにおける新商品の立ち上げや、国内未上陸ブランドの需要予測などに「CAMPFIRE」のプラットフォームを積極的に活用し、ブランドビジネスの次世代化を加速。
中長期的には、CAMPFIRE社と伊藤忠の経験やノウハウ、ネットワークの融合により、ファッション分野のみならず、伊藤忠の強みである非資源分野へと展開を拡大し、将来的には、海外市場での展開も視野に入れながら、協業シナジーの極大化を目指していくとしている。
■CAMPFIRE:https://campfire.co.jp/