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2024年12月4日【MaaS】

いすゞ、平塚市内で自動運転大型路線バスの実証実験を実施

坂上 賢治

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今回の実証実験で使用する自動運転仕様の大型路線バス「エルガ」

 

いすゞ自動車は12月4日、神奈川県平塚に於いて自社大型路線バス「エルガ」を用いた自動運転実証実験を行う

 

より具体的には、平塚市(市長:落合克宏)、神奈川中央交通、三菱商事、アイサンテクノロジー、A-Driveの5者と共に推進する「平塚市内の自動運転移動サービスを中心とした地域公共交通のDX推進に係る連携協定」に基づき、12月24日~26日と、2025年1月8日~20日の設定期間に於いて、平塚駅前で、「エルガ」を用いた自動運転レベル2(運転士同乗)の実証実験を行う。

 

これは今年1月の実証実験に次ぐもので、1月9日~20日の期間に限り一般の試乗も可能となってている(事前予約制)。

 

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実証実験に関する平塚市発信の詳細情報は以下の通り

 

「自動運転バス試乗会の参加者を募集」(2024年12月4日)

平塚市では昨年度に引き続き、12月24日から1月20日まで、自動運転バスの実証実験を実施する。この実験の一環で「一般試乗会」の参加者を募集する。なお、この実証実験は、持続可能な公共交通の実現のため、既存路線バスへの自動運転車両の導入により、ドライバー不足解消の一助となり、本市の市民生活に欠かせないバス路線を確保・維持していくことを目的としている。

 

実証実験期間
 令和6年12月24日(火曜日)~令和7年1月20日(月曜日)

 

運行区間
 平15系統(平塚駅南口~すみれ平~平塚駅南口)と同じ

 

自動運転レベル
昨年度と同じレベル2で実施。レベル2では、システム縦横の運転操作を実行するが、自動運転バスの操作を習得した運転士が、常時ハンドル・ブレーキを操作できる態勢を取る。なお、将来的には特定条件下に於ける完全自動運転となる「レベル4」を目指す。

主な取り組み内容
– 路上駐停車車両の自動回避(一部区間)
– 後続車両の動向に応じた自動的なバス停発車
– ルート上全信号機との連携(信号情報受信)
– 遠隔監視システムの高度化
– 駅前広場内における自動運転バス専用待機場の整備(暫定)

 

一般試乗会
開催日:令和7年1月9日(木曜日)~20日(月曜日)、日曜日は除く
試乗区間:平15系統(平塚駅南口~すみれ平~平塚駅南口)と同じ
乗降可能バス停:平塚駅南口、松風町、すみれ平、八間通り入口、袖ケ浜、なぎさプロムナード
定員:各便20人(先着順) 
参加費(運賃):無料
申し込み方法:
事前予約制。令和6年12月11日(水曜日)午前10時から試乗予約フォーム(外部リンク)で受付を開始する。
更なる詳細は当該Webページの告知を閲覧されたい。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。