NEXT MOBILITY

MENU

2024年5月1日【MaaS】

国際物流総合研究所、ジャパントラックショー2024開催

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

一般社団法人国際物流総合研究所(所在地:東京都中央区日本橋人形町1-6-10、会長:南 元一)は、5月9日(木)から11日(土)までの3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)にてトラック・輸送業界、日本最大の総合展示会「ジャパントラックショー2024」を開催すると( 5月2日 )発表した。

 

ジャパントラックショーは、トラック関連メーカーと物流・運送業界を繋ぐビジネストレードショーとして2016年9月に初開催。以降2年に1度開催し、前回の2022年展示会では143社520小間のメーカーが出展、来場者数は53,000人を超えた。

 

 

今回は、156社564小間が出展、過去最大規模での開催となり、トラックメーカーをはじめ架装、レッカー、部品、用品、カメラ・センサー、ITなどの周辺機器、整備、アフターサービスまで物流・運送企業の課題解決となる最新製品が一堂に会する。

 

なお、156社のうち41社が新規出展、展示会場内には約150台の車両が展示され、見応え十分の内容で実施されるとしている。

 

特に今開催では、環境・SDGs対応製品技術や、2024年問題、ドライバー不足問題など物流の課題解決に対応するハード・ソフトが登場する。トラックメーカーゾーンでは、いすゞ自動車/UDトラックスが共同ブースで出展し、日野自動車、三菱ふそうトラック・バスと合わせ国内4大メーカーが揃っている。

 

 

EV車両や、安全性、運転支援技術、輸送効率などを向上させた小型~大型までの車両をはじめ、EVモーターズのEVトラック、ボルボ・トラックの関東初披露となる車両、スズキの軽商用車などの出展もある。

 

またドライバー不足を補うため輸送効率や利便性を向上させた日本トレクスのダブル連結トラック(25メートル)や、国内外の大型トレーラー、ウィング車をはじめ、ドライバーの裾野を広げる、普通免許で運転できる小型トラック、意匠性の高いカスタムトラック、環境問題に配慮した荷室、ドイツ、オランダ、イタリア、スウェーデン、トルコ、中国、韓国などの海外製品、多彩な架装も披露される。

 

タイヤメーカーでは、継続出展の日本ミシュランタイヤの他、ダンロップ、TOYO TIRESなどが初出展するほか、中国製タイヤなどもラインナップ。部品・用品メーカーも幅広いジャンルで出展する他、安全運行を支える整備・アフターサービス、カメラ、センサー、デジタコ、運行管理ソフトウエアなど最先端のIT、周辺機器も多数出展される見込みだ。

 

 

その他の特別講演・一般向け催事などの情報は以下の通り

 

全19本の主催者特別講演・パネルディスカッションを開催
会期中、2Fアネックスホールで全19本の講演・パネルディスカッションを実施。2024年問題をはじめ、効率化に向けたDX、環境・SDGs対応など、ますます変化を求められる物流業界に向けて、課題解決となるテーマが用意される。

 

トラックメーカーの技術開発、マーケティングなどの最新戦略から、長距離、中距離などの物流企業経営者による2024年問題への対応策や企業戦略、物流GXや物流Gメンなど国土交通省の取り組みなど、多彩な講師陣が登壇する。聴講は無料。

 

 

詳細・聴講申込:https://truck-show.jp/seminar/

ショーの事前登録窓口:https://truck-show.jp/

 

土曜日はキッズ向けスタンプラリーも実施
「集まれトラックキッズ!」と題して、土曜日はお子様向け企画も実施。運転席に座ってみたり、特装車を間近で触ってみたり、スタンプラリーをしながら楽しく会場を回ることができる催事も用意される。

 

 

スタンプを全て集めると、くじ引きのチャンス。出展企業から協賛を得てトラックのミニチュアモデルやミニカーなどオリジナルグッズの抽選もある。また「トラックyoutuberがやってくる!」と題して、運送会社グループ企業で活躍するyoutuberの座談会を開催。トラックドライバーをはじめFUJIグループで活躍する人気youtuberの配信秘話も披露される。

催事詳細:https://truck-show.jp/news/2024/3064/

 

 

ジャパントラックショー2024 開催概要
会 期:2024年5月9日(木)、10日(金)11日(土)
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
会 場:パシフィコ横浜
(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
主 催:一般社団法人 国際物流総合研究所
後 援:国土交通省、公益社団法人全日本トラック協会、一般社団法人日本3PL協会、日本貿易振興機構(ジェトロ)、日本貨物運送協同組合連合会、神奈川県、横浜市、一般社団法人東京都トラック協会など
各都道府県トラック協会40団体
展示規模:156社/564小間
展示面積:約25,000㎡
来場者数:55,000人(見込み)
※写真はいずれも2022年開催時のイメージとなる

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。