100台への取り付けを目指し10月28日に東京都・福島県で第1号を同時取り付け
IDOMは10月24日、先の9月に発生した「3歳園児バス置き去り事故」を受け、オクト産業( 本社:東京都板橋区東新町1丁目49番16号、代表取締役社長:安達良平 )と協力し、幼稚園・保育園・認定こども園などの事業者を対象に、通園バス100台に置き去り防止の安全装置( ブザー )の無償取り付けを進める「ガリバークルマ支援第2弾」の実施を決定した。
このプロジェクトの第1号として10月28日に東京と福島の幼稚園の通園バスへ置き去り防止の安全装置の取り付けを行う。なお今後は、全国の幼稚園などを対象にまずは100台へ取り付けを目標に無償取り付けを希望する事業者を受付フォームより募集する。
これまで同社は、車両買取・販売事業を主軸にサービス展開して来た。また地元企業市民として自然災害や社会的混乱により移動に不安を抱える人々に向けた支援活動も行ってきた。例えば2020年には、コロナ禍で移動が困難になった方を対象に保有車両の一部を提供した。
今回は先の「3歳園児バス置き去り事故」を受け、通園バスの安全装置の開発に取り組むオクト産業と協力し、全国の幼稚園事業者へ無償モニター取り付の支援策を行う。
IDOMでは、9月29日に政府より発表された通園バスの置き去り防止安全装置取り付け義務化に先駈け、100台の設置に向けて順次、オクト産業と安全装置の製造と設置を進めて行くと話している。
▲通園バス内の安全装置設置場所イメージ ▲安全装置イメージ
なお同プロジェクトの実施第1号として10月28日(金)に、東京都世田谷区とIDOM創業の地で、オクト産業の技術を支える評価センターがある福島県郡山市の2ヵ所の幼稚園に対し、置き去り防止の安全装置(ブザー)を設置する。
取り付ける安全装置(ブザー)は、通園バスのエンジンキーがオフになると車内に警報ブザーが鳴り始めるもの。
所定時間(任意に設定可)以内に、車内の安全確認を完了して後部座席(下図参照)に据え付けたランプスイッチを押さなければ、車外へも大音量の警報が鳴り響く。このように人為的な確認ミスをなくすことにより、置き去り防止効果を高めるという考えだ。
構造がシンプルで操作が分かりやすく、また有線で接続されているため電波障害などの影響を受けることなく使用出来る(DC12Vおよび24Vアース車専用/責任者の確認の補完をするものであり完全に置き去りを防止するものではない)。
プロジェクト概要
プロジェクト名:「ガリバークルマ支援第2弾」
開始期間 :2022年10月21日〜 ※順次受付し、なくなり次第終了。
対象地域 :全国 ※一部店舗での取扱いとなる。
設置場所 :指定の直営整備工場併設の店舗
※取り付け店舗は、IDOM担当より連絡。
申し込み/問い合わせフォーム:
https://docs.google.com/forms/d/1PbtHdEwSR6qY42rftASbpc2rYdQFlg_4bxBZ2T8RGGI
※取付には車両の情報確認が必要であるため、車検証などの情報が必要となる。 正しい情報確認のため、本受付フォームではGoogleアカウントでのログインを必須にしている。
<申し込みから取り付けまでの流れ>
1.上記のフォームより必要事項を記入し申し込む。
2.申し込みを受理後、IDOM担当(ガリバー 通園バス安全装置事務局)から順次メール連絡。
3.IDOM担当と日時など調整後、指定の直営整備工場併設の店舗にて取り付ける。
※申し込み状況により、ご希望に添えない場合がある。
※日時調整が完了していない場合、取り付け対応出来ない。
※安全装置(ブザー)に関するお問い合わせや視察希望もフォームより連絡されたい。
※新型コロナウイルス感染防⽌のためマスク着⽤や消毒、ソーシャルディスタンス等の協⼒必要。
第一回安全装置取り付け実施概要
実施日 :2022年10月28日
実施場所 :・ガリバー安積店(福島県郡山市南2-7)
https://221616.com/shop/fukushima/koriyamashi/G00001/
・ガリバー世田谷成城店(東京都世田谷区千歳台4-1-19)
https://221616.com/shop/tokyo/setagayaku/G00728/
パートナー企業情報:オクト産業株式会社
クライアントのウォンツに応える製品開発の専門家集団。東京板橋に本社と工房を、福島にJNLAの登録・国際MRAの認定を受けた評価センターを置く。次世代を担う子供たちに向けた社会貢献プロジェクト「チャイルドセーフティマネジメント」を立ち上げる。