出光興産は2月17日、北海道製油所が、公益財団法人都市緑化機構が主催する「第10回みどりの社会貢献賞」を受賞したと発表した。
公益財団法人都市緑化機構により2013年度に創設された「みどりの社会貢献賞」は、緑地の良好な管理運営や都市緑化の推進、緑地の保全に関する各種活動を通じ、緑地の市民開放等による地域社会への貢献に顕著な功績が認められ、全国の範となる企業の取り組みを表彰するもの。
北海道製油所では、構内の桜並木の一般公開や小学生を対象とした構内緑地帯での鳥類・植物・トンボなどと直接触れ合う自然体験イベント「生きもの調査隊」を実施してきた。また、林野庁の国有林野事業である「法人の森林制度」への参画を通し、「出光緑あふれる自然の森林(もり)」と称して育林・造林にも取り組んでいる。このほか、苫小牧市民文化公園のネーミングライツ(出光カルチャーパーク)を取得する等、各種の取り組みが高く評価され、今回の受賞に至ったという。
出光興産はこれからも、道内唯一の製油所である北海道製油所を通じて地域のエネルギーセキュリティに貢献すると共に、工場緑化のリーディングカンパニーとして、地域社会・生物多様性保全への貢献に取り組むとしている。
「出光緑あふれる自然の森林(もり)」(林野庁「法人の森林制度」への参画)
構内道路を彩る桜並木