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2024年12月28日【イベント】

ヒョンデIONIQ5、BEVによる高低差路走破でギネス記録

坂上 賢治

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ヒョンデIONIQ 5は12月27日(印グルグラム / 韓国ソウル発 )、インドで最も標高の高い山岳地・海抜5,799メートルを誇るレー・ラダックのウムリン・ラからスタートし、海抜マイナス3メートルに位置するケララ州クッタナードのゴール地点までの4,900kmを走りきったことを明らかにした。

 

なおこの記録によりIONIQ 5は、BEVによる最大高度変化を経験・走破してギネス世界記録(GUINNESS WORLD RECORDS ™)を打ち立てた。

 

 

ちなみに、この記録挑戦はヒュンダイ・モーター・インディア・リミテッド(HMIL)が主催。IONIQ 5のステアリングをEvoインディアのプロチームが握り、高度差5,802メートル・総走行距離にして4,900km超を14日間掛けて一気に駆け抜けたもの。

 

この間にチームは、ヒマラヤの氷点下の気温や、険しい山道からケララに至る湿気の多い沿岸地域まで、目まぐるしく変化し続ける地形や過酷な気候条件に立ち向かい、BEVの国際ベンチマーク記録を達成した。

 

 

この成果について、ヒョンデ・モーター・インディア・リミテッドのマネージングディレクター、キム・ウンス氏は、「ヒョンデIONIQ 5が電気自動車による最大高度変化のギネス世界記録™を達成し、歴史を作ったことを非常に誇りに思います。

 

この成果は、ヒョンデの揺るぎないイノベーション、技術的卓越性、持続可能性への取り組みの証です。このような極限状況で我々のIONIQ 5のパフォーマンスは、持てるエンジニアリング力と耐久性を図らずも示すものとなりました。

 

 

ヒョンデは、常にeモビリティの限界を押し広げ、新しいベンチマークを設定することに注力しており、この記録は私たちの人類の進歩というビジョンをさらに強化するものです。

 

IONIQ 5は、その性能の高さを再び証明し、BEVの新しい設計基準の確かさを示すと共に、比類のないパフォーマンス、安全性、テクノロジー、車体デザインの組み合わせの確かさを証明しました。今後も我々はヒョンデ モーター インディアは、先進的なモビリティ ソリューションを提供し、全ての人にとって持続可能な未来をお示しし続けていくべく取り組んでいきます」と述べた。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。