中国第一汽車集団の旗艦・電動SUV「紅旗( HONGQI / ホンチー )E-HS9 」が、EH7並びにEHS7と共に2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード( 7月11日開幕~14日に閉幕 )でデビューする。
HONGQI E-HS9は、2020年の北京モーターショーで初披露されたフル電動SUV。その車格は、全長5,209mm×全幅2,010mm×全高1,731mm/ホイールベース3,110 mm。車軸の前後に各々、永久磁石同期モーターを配した4WD車両であり、最大トルク750Nm、最高出力405Kw(551PS)、0-100km/h加速4.8秒の加速力を持つ。搭載バッテリーは三元系リチウムイオン電池で、容量は84kWh(航続距離460㎞)と99kWh(航続距離510㎞)の2種。10分間の充電で100㎞程度走行できる急速充電モードを備える。
外観デザインでは、中国文化と現代のテクノロジーの融合させたラグジュアリー車となっている。更にインテリジェント運転機能(レーンキーピングアシスト・わき見運転や眠気と居眠り運転検知・歩行者の飛び出し警告・衝突被害軽減ブレーキ)、ワイヤレス充電、7画面インタラクションなどの先進技術も取り入れられている。そんなE-HS9は既にノルウェー、デンマーク、アイスランド、ドイツに進出しており、間もなくフランスでも発売される予定だ。
E-HS9がデビューする舞台のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、毎年7月頃に行われ、世界各国から多くのモータースポーツファン、新旧の名車、トップドライバーが集まるモータースポーツの祭典として知られる毎年約20万人が集まるモータースポーツイベント。
今年も世界中から集まった、あらゆるタイプ、サイズ、馬力、年代の車が当地のヒルクライムコースを舞台に競い合う。観客は数多くの車とトップドライバーの爽快なパフォーマンスを愉しむ趣向だ。