ユーグレナ社は6月29日、プライベートジェット機「HondaJet Elite（ホンダジェットエリート）」に、ユーグレナ社のバイオ燃料「サステオ」を使用したフライトを実施したことを発表した。
また、2021年秋にサービス開始を予定している「HondaJet Elite」の一般向けチャーターフライトにおいて、乗客が申込時に「サステオ」の使用をオプションとして選択可能になることも発表した。
フライトは、千葉功太郎氏ら「HondaJet Elite」の共同所有者がユーグレナ社の、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN』の理念に賛同し、ジェット機移動の際に排出される二酸化炭素を削減する手段の一つとして、ユーグレナ社のバイオ燃料「サステオ」の使用に至った。民間航空機での「サステオ」ジェット燃料の使用は、世界で初めてとなる。
今回のフライトで使用した「サステオ」は、原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ（以下「ユーグレナ」）由来の油脂を使用し、ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントのBICプロセスにて製造、外部検査機関によるASTM D7566 Annex6規格への適合検査に合格したものを既存石油系ジェット燃料と混合したバイオ燃料。
なお、このフライトは、2021年6月29日11時に鹿児島空港を離陸し、約90分間の飛行を経て羽田空港へと着陸した。今回のフライト実施に合わせ、YouTubeでのオンラインライブ配信も行っている。
■プライベートジェットフライトの「サステオ」利用オプション提供の特設ティザーサイト
https://online.euglena.jp/shop/pages/biofuel.aspx