NEXT MOBILITY

MENU

2018年11月14日【経済・社会】

ホンダ「N-VAN」、第28回RJCカーオブザイヤー特別賞

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ホンダの軽バン「N-VAN(エヌバン)」が、第28回(2019年次)RJCカーオブザイヤー(主催:特定非営利活動法人 自動車研究者ジャーナリスト会議)特別賞を受賞した。

 

第27回(2018年次)に、RJCテクノロジーオブザイヤーを獲得した「N-BOX(エヌボックス)」に続くN-VANの受賞により、Nシリーズとしては2年連続の受賞となる。

honda・ホンダ・ロゴ

今年7月13日発売のN-VANは、働く人々の生活を見つめ、さまざまな仕事での使いやすさや優れた走行性能、安全性能を追求。「軽バンの新基準」をコンセプトに開発された。

 

N-BOXのプラットフォームを最大限に活用し、軽バンに求められる広い積載スペースと積載作業の効率性を追求し、燃料タンクを前席の下に収めるホンダ独創のセンタータンクレイアウト採用により、荷室を低床化、高さのある荷物の積載にも対応する空間を確保。

 

また、リアシートに加え、助手席にもダイブダウン機構を採用することで、助手席からリアシート、テールゲートまでフラットな空間を実現。さらに、軽バン初(※)のセンターピラーレス仕様により、助手席側開口部が大きくとられている。

 

N-VANには、軽バンとしての機能性を追求した「G」「L」に加え、質感の高いインテリアや便利な装備、充実したカラーラインアップの「+STYLE」をタイプ設定。商用としてだけではなく、幅広い用途での使用が想定されている。

 

助手席側センターピラーレス仕様による大開口。ホンダHPより

助手席側センターピラーレス仕様による大開口。ホンダHPより

 

受賞について、本田技術研究所 N-VAN 開発責任者の古舘茂 氏は、次のようにコメントしている。

 

「私たちは、日本の働くクルマとして生活に密着した軽商用バンの世界を、より良いものに変えていきたいという想いでN-VANを開発してまいりました。

 

働く現場で生の声を聞き、時には悩み、議論を繰り返しながら創り上げたこのクルマが、世の中の人たちに受け入れられ、さらにRJC特別賞を受賞できたことを大変うれしく思います。

 

働く人や、趣味で使う人、N-VANにかかわるすべての人の生活が便利に楽しくなっていくことを願っています。ありがとうございました」

 

※軽貨物車において。ホンダ調べ(2018年7月時点)

 

 

■(ホンダ)N-VAN:https://www.honda.co.jp/N-VAN/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。