ブースでは、当サービスの活用事例として、連携企業のセフテックが開発した小型電光掲示板を展示した。
これは、実際にNEXCO東日本が福島県内の高速道路工事に活用したもので、工事箇所周辺を走行するホンダ車の通過時間情報を、同じく連携企業の住友電工システムソリューションが手掛けた連携システムを介し、クラウドで工事箇所手前に設置した電光掲示板に転送。
電光掲示板で通過時間情報などを通行車両に伝えることで、渋滞対策につなげるといったものだ。
ホンダ担当者によると、利用する電光掲示板は小型なため運搬が楽で、設置場所も比較的選ばず、また計測用道路センサーや常設看板設置工事なども不要なため、かなりのコスト低減が見込めるという。
なお、この電光掲示板は、同社によると、工事以外でも、公共施設やモールなどの駐車場で情報を出したり、路面凍結などの道路の安全に関わる情報を出すなど、他にも多くの活用が期待できるという。