東日本高速道路(NEXCO東日本)北海道支社が建設を進める、E5A後志自動車道の余市インターチェンジ(IC)~小樽ジャンクション(JCT)までの区間(延長23.3km)が、12月8日(土)に開通する。
[開通区間の概要]
<開通区間>
余市(よいち)IC(北海道余市郡余市町登町) ~ 小樽(おたる)JCT(北海道小樽市新光町)
<延長>
23.3km
[期待される主な開通効果]
○国道5号の安全性の向上と代替路確保
国道5号の走行安全性の向上や津波災害時の広域避難路、緊急輸送道路としての機能が期待される。
○噴火災害時の代替路確保
噴火リスクが高い有珠山や樽前山の噴火災害時に、道央圏と道南圏を結ぶ広域的な代替路や避難路としての機能が期待される。
○観光の活性化
道央圏から後志地域への所要時間短縮により、観光地へのアクセス性が向上し、更なる観光客の集客が期待される。
○地域の安全・安心な暮らしに寄与
三次医療施設までの搬送時間短縮などによる後志地域の救急医療体制の強化により、地域の安全・安心な暮らしに寄与することが期待される。
○農水産品の輸送の利便性向上
迅速性・定時性の向上や安定的な輸送により、地域の特産品であるウニやぶどうなどの販路拡大や輸送品質の向上が期待されます。
NEXCO東日本は、開通時間や通行料金、開通式典などについては、改めて告知するとしている。
■開通区間の概要(PDF):https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/hokkaido/h30/1019/pdfs/01.pdf