日立化成は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策に携わる医療従事者の支援のため、防護服合計700着を寄贈することを決定した。
日立化成では、米国、日本および欧州で再生医療等製品の製法開発・受託製造事業を展開しており、これら各国の製造施設において、無菌製造作業に従事するために、防護服を使用。今回、経済団体連合会から、その提供協力要請を受けたため、神奈川県横浜市の製造施設から、防護服のウェアとフード、ブーツカバーのセット700着を、医療機関へ寄贈することを決定した。
なお防護服は、政府の医療用ガウン・防護服対策チームのコーディネートにより、寄贈先医療機関が決まり次第、送付する。
日立化成は、新型コロナウイルス感染拡大の抑制や医療現場の支援に向けて、今後も様々な側面からの取組みを検討していくとしている。