NEXT MOBILITY

MENU

2020年9月29日【経済・社会】

日立キャピタル、香港の自動車ファイナンス企業を買収

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日立キャピタルのグループ会社「Hitachi Capital Management(China)(以下、HCMC)は、「東銀リース」と、同社のグループ会社である「BOT LEASE(HONG KONG)(以下、BOTLHK)の株式譲渡契約を8月26日付けで締結し、9月29日に全株式を取得した。

 

BOTLHKは、香港行政区で自動車ファイナンスを中心に設備などのリースを提供する企業で、乗用車のファイナンスにおける強みを生かし、ディーラーなどとの幅広いネットワークを有していると云う。

 

HCMCは、BOTLHKの買収により、子会社であるHitachi Capital(Hong Kong)(以下、HCHK)の基盤ビジネスである自動車ファイナンスを強化し、市場におけるプレゼンス向上を図る。また、BOTLHKの乗用車ファイナンスと既存のネットワークを活用し、香港行政府が推進するスマートシティ化による本格的なシェアリング社会の到来に向け、モビリティソリューションの事業化ならびにその早期立ち上げを図る。

 

日立キャピタルグループは、「2019~2021 年度 中期経営計画」で、モビリティを重点事業の一つに位置づけ、モビリティソリューションの進化を図るとともに、企業・地域が抱える問題を解決する新事業の開発を推進。今後も、「社会価値創造企業」として、絶えず変化する社会や顧客ニーズに応えるべく、SDGsを基点に新たな価値を創造・提供していくとしている。

 

 

[会社概要]

 

<HCMC>

 

– 社名:Hitachi Capital Management (China) Limited
– 代表者:Managing Director 佐藤 恵一
– 所在地:中華人民共和国香港特別行政区
– 設立年月:2016 年 6 月
– 事業概要:金融持株会社
– 資本金:2,165,479千香港ドル

 

<東銀リース>

 

– 社名:東銀リース株式会社
– 代表者:代表取締役社長 中野 昌治
– 所在地:東京都中央区日本橋 2-7-1
– 設立年月:1979年10月
– 事業概要:各種物件のリース・割賦、貸付業務および事務受託など
– 資本金:50億5千万円

 

<BOTLHK>

 

– 社名:BOT LEASE(HONG KONG)COMPANY LIMITED
– 代表者:Managing Director 山田 哲哉
– 所在地:中華人民共和国香港特別行政区
– 設立年月:1979年11月
– 事業概要:リース業(一般動産)、自動車ファイナンス
– 資本金:16,000千香港ドル、1,450千米ドル

 

※資本金は香港ドルおよび米ドルで保有。

 

 

■東銀リース:https://www.botlease.co.jp/
■BOT LEASE(HONG KONG)COMPANY LIMITED:https://www.botlease.co.jp/global/hongkong/index.html

■日立キャピタル:https://www.hitachi-capital.co.jp/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。