日野自動車(以下「日野」)は12月1日、社員のより良いワークライフバランス実現に向け、会社で活躍し続けることを支援する「ワークライフサポート休職制度」を新設し運用を開始した。
また、仕事と介護を両立できる環境整備を推進する企業のシンボルマークである「トモニン」を取得した。
1. ワークライフサポート休職制度を新設
日野は、基本理念の中で「私たちは、社員一人ひとりを尊重し、自ら成長できる職場づくりに努めます」と掲げている。この理念に基づいて”社員一人ひとりが自らのキャリアプランを考え、充実したワークライフを実現する”ための環境整備を進めているという。
今回、その一環として既存の休職制度を拡充し、ワークライフサポート休職制度を新設した。法律上の介護休業対象家族の範囲外であっても利用可能とし、また、不妊治療のための休業にも利用可能となる。
介護や不妊治療による離職が社会的課題となっている中で、社員がこういった問題に直面しても働き続けられる環境づくりを進めることで、社員一人ひとりの活躍と成長を支援するとしている。
2.「トモニン」マークの取得
日野は仕事と介護を両立できる職場環境のシンボルマーク「トモニン」を取得した。介護の必要性が生じても、一人ひとりの生活と仕事を両立して働き続けられる環境整備に引き続き取り組んでいくとしている。