日野自動車(以下「日野」)は4月27日、「日野環境マイルストーン2030」を策定したことを発表した。
日野は、会社の使命として「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を掲げ、持続可能な地球環境への貢献を目指し、17年に「日野環境チャレンジ2050」の環境ビジョンを策定、環境負荷「ゼロ」へのチャレンジを宣言している。
今回、環境負荷「ゼロ」の実現を目指し、「日野環境チャレンジ2050」にて掲げた6項目のチャレンジにおける30年までの中間マイルストーンを設定した。
日野環境マイルストーン2030
6つのチャレンジ(方策)
1.ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ
目標:車両ライフサイクルにおけるCO₂排出量を13年度比 ▲25%※削減(グローバル平均)
※各国のエネルギー政策などにより変動あり
2.新車CO2ゼロチャレンジ
目標:製品走行時のCO₂排出量を13年度比 ▲40%削減(グローバル平均)
3.工場CO2ゼロチャレンジ
目標:工場からのCO₂排出量を13年度比 ▲40%削減(全グローバル工場平均)
4.水環境インパクト最小化チャレンジ
目標:量=地域毎に水リスクを考慮した節水・循環利用、質=水環境の保全に繋がる厳しい自主基準での徹底管理
5.廃棄物ゼロチャレンジ
目標:グローバル生産工場からの廃棄物量18年比▲30%
6.生物多様性インパクト最小化チャレンジ
目標:全グローバル生産工場で「自然と共生」する工場づくり