東日本高速道路(NEXCO東日本)と中日本高速道路(NEXCO中日本)、西日本高速道路(NEXCO西日本)、本州四国連絡高速道路(JB本四高速)、そして日本道路交通情報センター(JARTIC)の5者は3月29日、2023(令和5)年のゴールデンウィーク期間10日間(GW:4月28日~5月7日)の高速道路の渋滞予測(全国版)を発表した。
予測では、10km以上の渋滞回数は上下合わせて合計356回。渋滞多発日は、下り線で5月3日・4日、上り線では5月3日~5日になるとのこと。
各高速道路では、特に激しい混雑が予測される5月3日~5日を中心に、休憩施設で駐車場整理員の配置や、臨時トイレの設置、大型車駐車ますの確保の混雑対策が実施される予定。
高速各社は、事故や気象などの影響で刻々と変化する道路交通状況への対応のため、最新の道路交通情報を出発前だけでなく旅行中も確認すると共に、渋滞の発生箇所、時間帯毎の渋滞長、渋滞ピーク時の時刻などが分かる渋滞予測情報を、移動の計画などに役立て欲しいとしている。
また、上り坂での速度低下への注意や車間距離のつめ過ぎ、車線変更を控えめにするなど、渋滞緩和に向けた運転を心掛けるよう呼び掛けている。
[2023年GW期間(4/28~5/7)の高速渋滞予測]
1.渋滞多発日
・下り線:5月3日(水)・4日(木)
・上り線:5月3日(水)~5日(金)
2.10km以上の渋滞回数(上下線の合計:356回)
3.各社の特に長い渋滞発生予測
※IC:インターチェンジ、SIC:スマートインターチェンジ、BS:バスストップ、TN:トンネル、PA:パーキングエリア。
※ピーク25km以上の渋滞予測の詳細は別紙-1(PDF) を、また渋滞の回避方法については別紙-2(PDF) を参照。
4.(参考)過去実績との比較
昨年(令和4年:2022年)とコロナ禍前の令和元年(2019年)との渋滞回数との比較は以下の通り。なお、令和4年実績・令和元年実績には、事故などの影響による渋滞が含まれている。
※1:10km以上の渋滞回数には、30km以上の渋滞回数を含む。
※2:令和5年予測は、令和5年4月28日(金)~令和5年5月7日(日)の10日間を集計。
※3:令和4年実績は、令和4年4月29日(金)~令和4年5月8日(日)の10日間を集計。
※4:令和元年実績は、平成31年4月26日(金)~令和元年5月5日(日)の10日間を集計。
[道路交通情報・渋滞予測情報の入手先]