モビリティプラットフォームRYDE PASS を提供するRYDE(本社:東京都渋谷区、代表取締役 杉崎正哉)と飛騨市内の交通連携協議体の飛騨市公共交通会議は12月9日、公共交通の利便性向上に向けた提携を開始した。
具体的には、先のRYDEが開発したRYDE PASSをモビリティプラットフォームとして双方の提携で初のデジタル乗車券「全域/飛騨市バス1日乗車券」、「町内/飛騨市バス1日乗車券」の利用が12月12日から開始される。
このこのデジタル乗車券の導入によって、飛騨市内を運行するバス乗車券のデジタル化を導入コストを掛けず実現出来る。他にも各駅の窓口業務の効率化等も推進出来るという改善策が実施出来る。
ちなみにRYDE PASSは、事業の大小や対象地域を問わず、鉄道、バス、路面電車、旅客船などの様々な乗車券を、簡単かつ持続可能にデジタル化を出来る。
RYDEの上記発券システムを導入する事で、既存の乗車券のデジタル化を実現。更に利用・展開にあたってシステム開発が不要なため、通常では企業の負担が大きくなる初期開発費用や保守費用が必要無く、事業規模の大小を問わない企業が導入出来るという。
これにより飛騨市は、白壁土蔵に鯉が泳ぐ情緒豊かな古川町、鉱山で栄えた町が科学の最先端の研究の舞台となった神岡町、天生湿原と薬草が豊かな河合町、3階建て伝統的な大型民家集落、種蔵(たねくら)など日本の原風景が残る宮川町の4町を巡る来訪者の移動がより活発になる事に期待を寄せている。
飛騨市とRYDEの両者では、「これまで紙のチケットを発売してきましたが、販売の窓口も限られていた事もあり、初めて利用される観光客の皆様をはじめ飛騨市外の方へも利便性向上、利用促進の一環として初のデジタル乗車券の発売となります。
またPCやスマートフォンでの事前決済やスマートフォンのアプリでの乗降も可能なため、移動も快適かつ接触機会の低減で安全にご利用頂けます。
加えてキャッシュレス決済など多様化するお客様のニーズにお応えし、利便性の向上を図る事で地域経済の活性化にも繋げて参ります」と説明している。
商品概要
・商品名: 【全域】飛騨市バス1日乗車券
・販売URL: https://pass.ryde-go.com/products/L2D8YQGSJYRE
・利用期間: 2022年12月12日〜
・販売価格: 大人:600円、子供:300円、障がい者:300円
・内容: 飛騨市内全域で利用できる乗車券。
・商品名: 【町内】飛騨市バス1日乗車券
・販売URL: https://pass.ryde-go.com/products/09GRM61S903W
・利用期間: 2022年12月12日〜
・販売価格: 大人:400円、子供:200円、障がい者:200円
・備考: 飛騨市内の各町内で利用できる乗車券。
上記に係る自治体・交通事業者等からの問い合わせ先は以下フォーム利用となる
URL:https://form.run/@ryde-pass-contact