
日立Astemo (アステモ)は3月7日、山梨第一工場(山梨県南アルプス市吉田 1000)に於いて、排気清浄機器の不具合により、工場から排出する空気に特定のメッキラインで使用していた六価クロムが混入。また、排出された六価クロムが屋根に付着してそれが雨水に流され、排水溝から工場外に流出していたことを公表した。
なお、山梨県が行った水質調査によると、当該工場から排出された水に含有されていた六価クロムは、山梨県の規制値0.05mg/Lを超える0.07mg/Lであったと云う。
同社では現在、この六価クロムを使用していた当該メッキラインの稼働を停止しており、今後、県庁が行う環境調査に全面的に協力。また、外部の専門家の協力も得て原因究明を進めると共に、より堅牢な排気清浄化体制の構築による再発防止に取り組んでいくとしている。
<会社概要>
– 会社名:日立Astemo 株式会社
– 本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
– 事業内容:自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス。