東南アジアにおいてオンデマンド交通システムとモバイルペイメントプラットフォームを提供する業界大手のGrab Holdings Inc.(以下、Grab)は、8月2日、現在の資金調達ラウンドにおいて、20億ドル(約2200億円)を調達したことを発表した。
Grabは、東南アジアにおいて最も利用されているO2Oモバイルプラットフォームを運営する企業。
同社のプラットフォームを利用するに顧客は、交通、食、ショッピング等のサービスの利用代金を、一元化されたE-ウォレットで簡単に支払うことが可能。
同社は現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアにおいて事業展開をしている。
トヨタ自動車が出資する同社への現在の資金調達ラウンドは、OppenheimerFunds、Ping An Capital、Mirae Asset – Naver Asia Growth Fund、Cinda Sino-Rock Investment Management Company、All-Stars Investment、Vulcan Capital、Lightspeed Venture Partners、Macquarie Capitalといった世界を代表する金融機関が参画。