国土交通省は12月14日、全国9,296の事業所にGマークを認定したことを発表した。このGマーク(安全性優良事業所)は、全日本トラック協会が認定(国土交通省推奨)する評価制度。
今認定により、Gマーク事業所は全国で27,065事業所(全てのトラック事業所の31.3%。対前年度比0.8%増。)となり、更に、安全運行を励行するトラックが増えている。
2019年(1月~12月)の事業用トラック1万台あたりの事故件数をとりまとめたところ、Gマーク認定を取得したトラックの死亡・重傷事故の件数は、認定を取得していないトラックと比較して半数以下ということがわかっている。トラックはひとたび事故を起こせば、重大事故に発展することが多く、被害は甚大となるため、Gマーク取得に取り組む事業所の一層の拡大が望まれる。
>