
横浜市交通局は3月10日、クレジットカード等のタッチ決済で市営地下鉄 に1日に何回乗車しても、請求額が最大740円になる新サービスを、12日(水)に開始すると発表した。なお、同様のサービスの導入は、東日本・首都圏の鉄道では初であると云う。
<例>
1日に交通系ICカードで新横浜駅から横浜駅、横浜駅から桜木町駅、桜木町駅から関内駅、関内駅から新横浜駅と計4回乗車した場合、通常は934円が掛かるが、同サービスを利用することで740円で済むようになる。
[サービスの概要]
(1)内容:タッチ決済対応の同一カード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等で、1日(始発から終電までの間)に乗車した運賃の総額が740円を超えた場合、超過分の運賃を割り引く。
<利用方法>
(2)開始日: 2025(令和7)年3月12日(水)
(3)対象:ブルーライン・グリーンラインの全40駅
(4)注意事項:
・クレジットカード等での運賃と、同カードが設定されたスマートフォン等での運賃は合算されない(例:新横浜・横浜駅間と横浜・桜木町駅間[計452円]をクレジットカードで乗車し、桜木町・関内駅間と関内・新横浜駅間[計482円]を同カードが設定されたスマートフォンで乗車した場合には、934円が請求される)。
・タッチ決済は大人運賃のみの適用となる。小児運賃や障害者等割引運賃の適用はない。
・タッチ決済は振替輸送の対象外。
・横浜市営バスは対象外。
(5)その他:横浜市交通局では、市営地下鉄の1日乗車券を、各駅の券売機・事務室、お客様サービスセンター、スマートフォンアプリ「my route」で発売している。
[問い合わせ先]
横浜市交通局 高速鉄道本部 営業課長 荒木 慎二
電話:045-671-3137