福山通運は3月6日、3月5日から「全長25mダブル連結トラック」による新路線、福山主管支店(広島県福山市)と福岡流通センター(福岡県福岡市)間においての運行を開始したと発表した。また、運行開始にあたり、福山主管支店にて出発式を行った。
この新路線における運行は、2019年 8月に国土交通省から発表されたダブル連結トラックの対象路線の拡充を受けて行うもので、「福山主管支店―国道 2 号線―山陽自動車道福山西 IC―九州自動車道福岡 IC―国道 201 号線―福岡流通センター」を走行する。
福山通運では、2017年10月に日本で初めて「全長25mダブル連結トラック」の運行を名古屋支店(愛知県北名古屋市)と裾野営業所(静岡県裾野市)間で開始し、2019年12月には栃木支店(栃木県栃木市)と北上支店(岩手県北上市)間で運行しており、今回が3路線目となる。
「全長25mダブル連結トラック」は、1台で通常の大型トラック約2台分の輸送が可能となり、幹線輸送の効率化、ドライバーの労働環境改善とともに CO²排出量の削減による地球環境負荷の低減に貢献することとなる。
また、同社にはダブル連結トラックを運転できる有資格者(牽引免許保有者)が、1,531名(2021年2月末現在)在籍しており、今後さらに台数を増やしていく予定だとしている。