パーク24は8月2日、「路上駐車」に関する意識調査の結果を発表した。
パーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録している。その「駐車場(パーク)の日」を前に、パーク24は、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、「路上駐車」に関する意識調査を実施した。
駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあるものの、2019年は110万件を超えている。駐車車両が原因となる交通事故は1,899件で、47名の尊い命が失われた。また、路上駐車は、交通事故を引起こすだけでなく、交通渋滞の要因となるほか、緊急車両の通行妨害にもなっている。
【路上駐車が原因で危険を感じた経験】
今回の意識調査では、90%が「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と回答している。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はない。
【2年以内の路上駐車経験】
2年以内に路上駐車をした経験があるのは29%で、路上駐車に関する意識調査を開始した2013年と比較すると16ポイント減少した。また、調査開始以来、初めて3割を下回った。
【路上駐車の理由】
路上駐車した理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が53%で最多。「近くに駐車場がなかったから」30%、「駐車場が満車だった」3%となっており、約3人に1人は駐車場にとめたくてもとめられないことを理由に路上駐車をしていることが判明した。回答の傾向は過去に実施した結果と比較しても大きな変化はなかった。
【過去の調査結果】