キッチンカーの製作販売を担うフードトラックカンパニーは8月23日、熊本県の肥後銀行とビジネスマッチング契約を締結。当地での創業支援拠点「スタートアップ ハブ くまもと(スタハブくまもと)」に於いてキッチンカーによる開業支援に協業する。
上記フードトラックカンパニーは、運営のしやすさと、開業のしやすさに特化したオリジナルのキッチンカー製作・販売会社。1年間に約350台のキッチンカーを製作・提供している。
株式会社フードトラックカンパニー
・本社:〒153-0051 東京都目黒区上目黒4-10-4
・電話:03-6671-5299
・FAX:03-6732-3169
・代表取締役社長 太田昭(おおた あきら)
・資本金:30,000,000円
・設立:2017年12月
・公式サイト:https://foodtruck.co.jp/
また先に示した肥後銀行は、1925年(大正14年)設立の熊本県熊本市中央区に本店を置く地方銀行。熊本県屈指の金融機関であり、熊本県の指定金融機関だ。
企業理念としては「(1).お客様第一主義に徹し、最適の金融サービスを提供します」「(2).企業倫理を遵守し、豊かな地域社会の実現に積極的に貢献します」「(3).創造性に富み、自由闊達で人間尊重の企業文化を確立します」を掲げている。
そんな同銀行は2015年10月、鹿児島銀行と共同持株会社「株式会社 九州フィナンシャルグループ」を設立。「お客様や地域の皆様の資産や事業、地域の産業や自然・文化を守り、引き継ぐことで地域の未来を創造すること」を存在意義と考え、持続的な地域社会の実現を目指している。
株式会社肥後銀行
・設立:1925(大正14)年7月25日
・代表取締役頭取:笠原 慶久(かさはら よしひさ)
・本社所在地:〒860-8615 熊本県熊本市中央区練兵町1番地
・公式サイト:https://www.higobank.co.jp/
さてフードトラックカンパニーでは、2017年12月の開業から、これまで1500回以上の「キッチンカー開業セミナー」を全国各地で開催してきた(2024年8月時点)。そうしたビジネスマッチング活動が肥後銀行に認められたことに伴い、今後はスタハブくまもと(熊本県熊本市)にて両社協業による定期的なセミナー開催を実施していく構えだ。
より具体的には、直近に於いて9月5日(木)11時から「スタハブくまもと(スタートアップ ハブ くまもと)」で「キッチンカー開業セミナー」を開催する予定。
この「スタハブくまもと(スタートアップ ハブ くまもと)」は、熊本県内での創業・開業志望者に対して「3つのハブ機能(産官学金をつなぐハブ・ビジネスパートナーをつなぐハブ・地域ネットワークで起業・創業をサポート)」で、オールくまもと体制で支援するワンストップ・プラットフォームとなっている。
「スタハブくまもと」のパートナー企業・団体には、肥後銀行の他にも熊本県・熊本市・熊本県商工会議所連合会・熊本県内各大学・日本政策金融公庫など、約80の団体・企業が名を連ねている。
スタハブくまもとの概要
・所在地:〒860-0807 熊本県熊本市中央区下通1丁目9-9 肥後銀座通ビル
・電話番号:096-353-1188
フードトラックカンパニーでは、キッチンカー開業セミナーとその後のフォローアップにより、キッチンカーの事業計画立案から車両販売までを担う。対して肥後銀行は、セミナー参加者を対象として、キッチンカー事業に必要な資金を事業者ローンとして融資。両社が協業することで、キッチンカー開業希望者へ事業計画作成から資金調達まで支援する体制を整えた。
当該活動では、キッチンカーの開業セミナー・開業コンサルティングや保健所の許可申請代行業務(フードトラックカンパニー行政書士事務所の請負)など、複雑なキッチンカー開業手続きをワンストップで対応し、開業の手間とコストを省くサービス提供を推し進めていくという。