鈴鹿サーキット( Suzuka Circuit/三重県鈴鹿市稲生町 )を運営するホンダモビリティランド( Honda Mobilityland Corporation )は2月2日、Formula One®( フォーミュラ1:FIA Formula One World Championship/本社:英・ロンドン、社長 兼 最高経営責任者:ステファノ・ドメニカリ氏 )との合意のもと、鈴鹿サーキットに於ける2025年から2029年に亘る5年間のF1日本グランプリレースの開催契約を締結した。( 坂上 賢治 )
なお、直近2024年のF1日本グランプリレース( Formula 1 JAPANESE GRAND PRIX )は、2024年4月5日( 金 )~7日( 日 )の期間に開催される。
鈴鹿サーキットを舞台に日本グランプリ開催を延長することについて、Formula One®のステファノ・ドメニカリ社長兼最高経営責任者は、「鈴鹿サーキットは、〝フォーミュラ1〟というスポーツの一部かつ特別なサーキットであり、今回、2029年まで開催し続けられることを心より喜ばしく思います。
2024年を迎えて、例年よりも早く日本に戻る準備を進めるにあたり、フォーミュラ1が、より持続可能なスポーツとなることを目指した上でのスケジュールの合理化を目指した我々の取り組みに対し、ホンダモビリティランドの皆さんのサポートに心から感謝しています。
また日本のファンは、フォーミュラ1に格別な情熱を注いで下さること。その想い我々も応えて、今後も長年に亘り、その情熱に相応しい体験をお届けするべく、プロモーターと共に協力していくことを楽しみにしています」と述べた。
一方、ホンダモビリティランドの斎藤毅 代表取締役社長は、「2025年以降も継続して鈴鹿サーキットで、F1日本グランプリを開催できることを、とても嬉しく思います。またステファノ・ドメニカリ氏をはじめとするフォーミュラ1メンバーの誠意に、心から感謝致します。
持続可能な未来づくりを目指すなかで、初の春開催となる2024年のF1日本グランプリを多くのファンの皆様にお楽しみ頂くため、我々も準備に全力を尽くすと共に、今後も、世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄や産業振興に貢献できるよう、三重県、鈴鹿市をはじめとする地域の皆様、行政機関の皆様とも力を合わせて取り組んでまいります」と既に直近に控えている春開催に臨む姿勢を語った。