EXxは6月8日、兵庫県豊岡市・兵庫県公立大学法人芸術文化観光専門職大学とともに、豊岡市内において電動キックボードの公道実証実験を実施すると発表した。
またそれに伴い、3者間で連携協定を締結している。
豊岡市は、城崎温泉や出石など魅力的な観光地に恵まれ、毎年多くの観光客が訪れている。一方で電車やバス、車からの2次交通が不足しており、近距離移動の利便性向上が課題となっていた。また、2050年までの脱炭素社会の実現に向け、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明し、脱炭素に向けた取り組みを進めることとしている。
そこで、EXxが展開する電動キックボードサービス「ema」を市内で提供し、主に観光客の移動体験の向上に繋げるとともに、市内における電動モビリティの普及促進を図る。また、2021年4月、豊岡市に開学した芸術文化観光専門職大学と連携して、走行データの取得・分析を行い、今後の交通政策の可能性を探る。
なお、この事業は、産業競争力強化法に基づく新事業特例制度を活用している。EXxが認定を受けた特例措置の元、主に「ヘルメット着用が任意」となる特例措置が講じられる。
概要
実証期間:2021年6月~2021年10月(予定)
実施エリア:兵庫県豊岡市
利用可能なモビリティ:電動キックボード(合計10台)
設置場所:城崎温泉駅前および豊岡市役所
サービスアプリ:「ema」