ヤマハ発動機は4月21日、同日から6月22日までの期間、埼玉県和光市でニュースタイル・モビリティ「NeEMO(ニーモ/※)」の実証実験を行うと発表した。
ニーモは、東京モーターショー2019などに出展された、1人乗り低速モビリティのコンセプトモデル「YNF-01」をベースに、実用性を高め、公道使用も可能にした新しいコンセプトの電動車両。免許が不要で、段差乗り越し性にも優れていることから、自由で快適な移動ができるため、出掛ける意欲をかき立てると云う。
実証実験では、このニーモを日常生活で利用してもらい、免許返納後の移動手段や、外出機会拡大による心身の健康増進といった暮らしの広がりなど、新たな利活用の可能性を探求。また、協業パートナーの発掘も行う。
なお、この取り組みは、ヤマハ発動機の長期ビジョン「ART for Human Possibilities」の「Rethinking Solution(社会課題解決へのヤマハらしい取り組み)」、「Transforming Mobility(モビリティの変革)」に向けた一環として行われる。
※NeEMO:「Next Emotion/次なる感動」の言葉から、目にした瞬間、行動の広がりや新しい乗り物への期待感、乗車時のフレッシュな姿への憧憬などを感じてもらいたいとの思いからネーミング。