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2021年9月27日【MaaS】

JR西日本・東日本、Maasアプリの連携を拡大

NEXT MOBILITY編集部

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東日本旅客鉄道(以下「JR 東日本」)と西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR 西日本」)は9月27日、JR東日本の「JR東日本アプリ」およびJR西日本の「WESTER」における連携サービスをさらに拡充したことを発表した。

 

2020年9月、MaaS(Mobility as a Service)の取組みで相互に連携する旨を発表し、「JR東日本アプリ」および「WESTER」を連携することで、シームレスな移動を提供すべく取り組みを進めている。

 

2021年3月には、「JR東日本アプリ」にて実証実験を行っている「リアルタイム経路検索(列車の遅れを加味した経路検索)」について、JR西日本の一部路線を対象路線に加えるとともに、「WESTER」でもリアルタイム経路検索が利用できるようになった。

 

そして同年6月には、「JR東日本アプリ」の「もっと見る」画面にWESTERへのリンクを表示するとともに、「WESTER」の「便利サービス」画面にJR東日本アプリへのリンクを表示することにより、両アプリ間のスムーズな遷移が可能に。また、両社の特定の駅を到着駅として経路検索を行った場合、経路検索結果に各アプリへのリンクが表示されるようになった。

 

今回、両アプリにおいて連携拡大したサービスは以下の通り。

 

 

■「WESTER」におけるJR東日本との連携拡大(イメージ)
(1)「WESTER」の「マイ駅」画面で、JR東日本の駅を確認
(2)「WESTER」の「マイ駅」画面で、北陸新幹線のリアルタイムの運行情報を確認

 

 

 

■「JR東日本アプリ」におけるJR西日本連携サービスの拡大(イメージ)
「JR東日本アプリ」の「列車走行位置」で JR西日本の列車走行位置を確認

 

■対象路線
– JR西日本北陸エリア【1線区】
・北陸線(金沢〜近江塩津)
– JR西日本近畿エリア【27線区】
・北陸線・琵琶湖線(近江塩津〜長浜・長浜〜京都)
・JR京都線(京都〜大阪)
・JR神戸・山陽線(大阪〜姫路・姫路〜上郡)
・赤穂線(相生~播州赤穂)
・湖西線(近江塩津~京都)
・草津線(草津~柘植)
・奈良線(京都~木津)
・嵯峨野線(京都~園部)
・山陰線(園部~福知山)
・山陰線(福知山~居組)
・おおさか東線(新大阪~久宝寺)
・JR宝塚線(大阪~新三田)
・JR宝塚線・福知山線(新三田~福知山)
・JR東西線(京橋~尼崎)
・学研都市線(木津~京橋)
・播但線(姫路~和田山)
・舞鶴線(綾部~東舞鶴)
・大阪環状線(大阪~天王寺~大阪)
・JRゆめ咲線(西九条~桜島)
・大和路線(JR難波~加茂)
・阪和線・羽衣線(天王寺~和歌山・鳳~東羽衣)
・関西空港線(日根野~関西空港)
・和歌山線(王寺~五条)
・和歌山線(五条~和歌山)
・万葉まほろば線(奈良~高田)
・関西線(加茂~亀山)
・きのくに線(和歌山~新宮)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。